消滅時効

消滅時効とは、一定期間を経過した売掛金(債権)の権利が消滅することを指します。民法上、ホテルや飲食店に対するお客様のツケが1年、一般的な商品・サービスの売掛金は2年、建築代金のようなものは3年が消滅時効です。「請求できるのに放置する者を保護しない」という観点からこの法律が誕生しました。

時効を中断する方法は主に二通りあります。債権者側の請求か、債務者側が債務を承認するかのいずれかです。前者は訴訟や支払督促、民事調停のような裁判上の請求か、内容証明郵便による裁判外の請求があります。後者は債務承認書や支払い猶予の申し入れなど、債務者側からの申し出が中心です。

売掛金回収の方法ですが、まず債権者は請求書または請求する旨を内容証明郵便で催告します。6か月時効が中断するので、その間に支払督促や民事調停、あるいは訴訟の準備をしましょう。もし、催告から裁判が始まるまでの間に売掛金の代金が支払われれば、裁判の準備は中止して構いません。

個人間の売買の時効が10年であることを考えると、売掛金の時効は非常に短いです。もし、相手方から支払いがない場合、まずは時効を中断して裁判上の請求を行いましょう。早急な売掛金回収が会社経営を円滑なものにするはずです。

参考サイト-売掛金の回収 | 売掛金の回収・債権回収のお悩みならアディーレ法律事務所